2015年10月30日 06:00
「Surface Book」とは競合しない? 光学ドライブ搭載の世界最軽量PC「Let'snote SZ5」よもやま話
以来ではないでしょうか。
坂田氏(以下敬称略): 「Let’snote SX」シリーズ(以下、SX)は、だいたい2年から3年のスパンでリニューアルしています。Let’snoteは、だいたい完成の1年から1年半くらい前に開発をスタートするので、今回の「Let’snote SZ5」(以下、SZ5)は、2014年の3月くらいに構想を始めました。
実は、ここ数年は「Let’snote RZ」(以下、RZ)などの2-in-1 PCに力を入れていたんですね。なので、SXの通常のスパンからすると1年くらい遅れましたが、世界最軽量の第5世代として、こうして世に出せました。
――光学ドライブ搭載で929gですね。もともと、「この軽さにしたい」というターゲット値はありましたか。
坂田: 最初の目標値は、950gでした。
そこから、少し下回れました。実は「1kgを切る」というのがそもそもの目標だったんです。でも999gだと面白くないので(笑)、じゃあ950gを切ろうよ、という話になりました。チーム皆が頑張ってくれて、結果だいぶ下回りましたね。
――当初の想定よりかなり軽くなったんですね。どの部分を軽量化したのでしょうか。