くらし情報『シリコンバレー101 (636) クラウドとデバイスの関係を再定義する第4世代「Apple TV」』

2015年11月2日 12:19

シリコンバレー101 (636) クラウドとデバイスの関係を再定義する第4世代「Apple TV」

シリコンバレー101 (636) クラウドとデバイスの関係を再定義する第4世代「Apple TV」
ストレージが空き容量不足にならないように、既存のファイルやインストールするソフトを管理するのはPCユーザーの常識である。ストレージ容量が32GBしかないデバイスに、10GBを超えるようなゲームをインストールすることはない。でも、それを気にせずに大きなソフトをどんどんインストールできるのが、先月末に発売が始まったばかりの第4世代「Apple TV」の特徴の1つであり、新たな可能性である。

昔話から始めると、2007年に登場した第1世代のApple TVは40GBのHDDを搭載し、iTunesと同期してiTunesライブラリのコンテンツをTVで楽しめるようにするデバイスだった。一言で表現すると「TV用のiPod」。同期させてしまえば、Apple TV単体でコンテンツを再生できたから、筆者のようにMacで音楽やビデオコンテンツ、写真を管理しているユーザーには便利なデバイスだった。しかし、初代Apple TVは売れ行きで苦戦した。価格が299ドルと高かったためだ。
「Xbox 360」や「PlayStation 3」に近く、その金額をTV用iPodに支払う人は少なかった。

初代Apple TVが一般受けしなかったのは道理だったと言える。

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