2015年11月5日 08:00
5インチディスクで2TBを達成 - 東京理科大が大容量ホログラムメモリを開発
また、研究としては、重なり合うホログラフの間隔が10μm未満であっても、隣接するホログラフは認識されないため、高密度化を図ることでの大容量化が可能になるとする。
ちなみに現時点での実験系のサイズは30cm角程度とのことで、実用化のためには、サーバルームに導入できるサイズ(5インチの光学ディスクドライブ)に小型化する必要があり、これまで共同研究を行ってきた三菱化学や大日本印刷のほか、そうしたドライブメーカーなどとも研究開発を行っていく必要があるとの見方を示しており、広く、協力してくれる企業を募っていきたいとしている。
なお、山本教授としては、2020年の東京五輪開催に伴って用いられるであろう高精細な映像のアーカイブを第一ターゲットとして、まずは2TBで商用化を目指すとしているが、現状の2値記録方式から、多値記録方式に増やしたり、多重記録の回数を現状の数百から数千にできる材料の開発などを行っていくことで、2030年ころには100TBまでは行けるのではないかとしている。
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