2015年11月10日 16:28
Android 6.0の新機能「Now on Tap」が日本初登場、10日から提供開始
「App Indexing」は、もとはAndroidアプリをGoogle検索の結果に表示させる機能。App Indexingをインストールしたアプリは、ユーザーのクエリがアプリのコンテンツに一致した場合、検索結果にアプリの情報やリンクなどが表示される。
「Now on Tap」は、これら技術を活用。スマートフォンやタブレットの画面上に表示されているテキスト情報をクラウド上で自然言語処理し、ユーザーが求めていると想定されるキーワードを抽出。ナレッジグラフで解析し、端末側で関連するアプリを表示する、というものだ。対応アプリはGoogle製アプリに限らず、LINEやTwitterなど、テキスト情報をもつアプリであれば基本的にはどのアプリでも「Now on Tap」が利用できる。また、候補として表示される関連アプリは、App Indexingをインストールしているものに限られる。
徳生氏によると、「人間では『フォンデュ』が食べ物であり、作り方が存在する、という理解をするのは容易だが、PCにおいて文脈を理解し次に求められるアクションを理解するのは困難だった。
今回、『Now on Tap』は提供できるレベルになったが、まだ第一歩目の試み。ユーザーに使ってもらい、フィードバックをもらうことで、次の一歩にしていければ」とコメントした。
AI・データサイエンスに関する数学・活用法を学べる解説書「データサイエンス数学ストラテジスト」中級の公式テキストを日経BPから6月17日に発行