2015年11月11日 12:00
「不思議の国のアリス」のような世界で役立つプラットフォームに - CEOが語るSOLIDWORKSの方向性
ソリッドワークス・ジャパンは11月10日、年次イベント「SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2015」を都内で開催した。同イベントにはSOLIDWORKSブランドのCEOであるジャン・パオロ・バッシ氏も参加し、記者向けの説明会でSOLIDWORKSブランドが見据えるビジョンについて語った。
○SOLIDWORKSはもはや製品の枠を超えている
同氏によれば、SOLIDWORKSはCADの枠組みを超えてエコシステムと呼ぶべき有機体へと成長しつつあるという。その裏付けとしてバッシ氏はいくつかの具体的な数字を提示する。
「現在、ライセンス数は300万に達しており、(1ライセンスを複数のユーザーで使うことを考えると)グローバルで4~500万人が毎日SOLIDWORKSを使っていると考えられる。また、22万の商用アカウントがあり、市場で36%のシェアを有している。これは、周りを見渡せば視線の先にはSOLIDWORKSを使って設計された製品が溢れているということを意味している。また、3D ContentCentral(メーカーがアップロードした3Dモデルをダウンロードできるウェブサイト)