2015年11月13日 17:42
SAPジャパン、「SAP S/4 HANA Enterprise Management」最新版を発表
という。
S/4 HANAは、高速なインメモリ技術HANAプラットフォームを利用し、トランザクション系だけでなく、プランニング、予測、シュミレーション、分析が単一のシステムで実現できる。SAPはこれをデジタルコアと位置付けており、最新版ではこれに各業務向けのSAPポートフォリオを結びつける。企業はこれを利用してデジタル化をエンドツーエンドで実現し、リアルタイムですべてのバリューチェーンを相互接続する。
S/4 HANA Enterprise Managementはオンプレミス版とクラウド版で展開する。オンプレミス版は同日に提供を開始し、パブリッククラウド版は今後の展開となるが具体的な時期は未定だという。
合わせて、S/4 HANA Enterprise Managementソリューションに含まれる10種類の業種別ソリューションを「SAP S/4 HANA Lines-of-Business」としても展開する。これらのLoBソリューションは、スタンドアローンのソリューションとしても利用できるという。
また、Ariba、Fieldglass、ConcurといったSAPのビジネスネットワークとの接続も可能となる。