2015年11月13日 17:42
SAPジャパン、「SAP S/4 HANA Enterprise Management」最新版を発表
発表会では、SAPエンタープライズアプリケーションおよびユーザーエクスペリエンス担当グローバルバイスプレジデントのSimo Said氏とSAPジャパンでインダストリークラウド事業統括本部シニアディレクターを務める大我 猛氏がS/4 HANAのこれまでの経過について説明した。
SAPは10月、S/4 HANAの採用企業がグローバルで1300社に達したことを発表しているが、大我氏によると、日本での導入企業は50社以上にのぼるという。この中には、野村総合研究所(NRI)、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、インテージホールディングスなどが含まれる。S/4 HANAでは「早期顧客プログラム」を展開しているが、今回のS/4 HANA Enterprise Managementでは、世界20社、日本からはNRIなど3社が参加しているとのことだ。
また同時に、SAP S/4 HANA Enterprise Managementへの移行と導入の支援サービスも発表した。戦略・プランニング、実行、運用・改善と導入、運用、改善とすべてのフェーズをカバーするものとなるが、大我氏は「日本の顧客はアドオンが多く、既存顧客の移行は課題」