2015年11月18日 16:15
ET 2015 - 日本TI、日本初公開となるタッチセンサキットなどを展示
また、感度も他社ソリューションよりも広く、センサボードの上に厚さ60mmのガラス板、もしくは厚さ25mmのプラスチック板を置いても、センサが誤作動せずに反応することも可能。レーダーセンサ(プロキシミティセンサ)であれば、最大300mm程度までの距離に対応するほか、スライダーも1000ポイントまで刻むことが可能だという。また、待ち受け電流も最小1ボタンあたり0.9μAと低消費電力性も特徴となっているほか、4ポートを同時にスキャンすることが可能なため、右から左へ移動している、といったプロキシミティセンサを用いた3Dスキャニングも実現することができる。
このほか、同社ブースでは11月18日に発表したばかりSub-1GHzワイヤレスマイコン「SimpleLink Sub-1GHz 『CC1310』」の開発ボードならびにパートナーによる搭載モジュールの展示も行っている。SimpleLink製品としては、すでにBluetoothやZigBee、6LoWPANなどに対応したマイコンが提供されているが、今回Sub-1GHz帯対応製品を追加することで、適用用途の拡大が期待されることとなる。同マイコンは3つの機能ブロック(インタフェース部を含むと4つ)