2015年11月20日 10:00
ガートナーが「WAFは情報セキュリティに必須不可欠な要素」と評価 - ペンタ
コラムは、米ガートナーの「ハイプサイクル(Hype Cycle)」とフロスト・アンド・サリバンの「マジッククアドラント(Magic Quadrant)」の2つを例にし、有益性を解説している。
「ハイプサイクル」は、特定技術の成熟度を視覚的に表現するためのツール。当該技術の研究開発水準や市場の反応など、さまざまな条件によって各項目を下記の5つに分類しグラフ上に表現する。
黎明期(技術の引き金、Technology Trigger)
流行期(過剰期待の頂、Peak of Inflated Expectations)
幻滅期(幻滅のくぼ地、Trough of Disillusionment)
回復期(啓蒙の坂、Slope of Enlightenment)
安定期(生産性の台地、Plateau of Productivity)
「黎明期」の特徴は、成長の可能性を秘めている技術に対する世間の関心の高まる傾向がある点だ。「流行期」は、概念-モデルへの過度な注目のおかげで製品を造ってみるものの、そのほとんどは失敗する。「幻滅期」は、数多くの失敗によって関心が失われるが、そこから生き残ったわずかの企業から成功事例が出はじめる。