2015年11月23日 11:00
スマホ契約で5割以上が感じるギャップとは? - MMD研究所が調査
MMD研究所が11月20日に発表した「スマートフォンに関する意識調査」によると、スマートフォンの契約前後で5割以上が何らかのギャップを感じており、キャリア・ユーザーでは価格の高さが最も多く、格安SIMユーザーでは価格面と契約通信量の過大さや不要なオプションを挙げる声が横並びだった。
同調査は同社が、スマートフォンを持つ20~59歳の男女900人を対象に、2015年11月15日から13日にかけて実施したもの。通信会社種類別の内訳は、キャリア・ユーザーが451人、格安SIMユーザーが449人。
メインで利用しているスマートフォンでの毎月の平均データ通信使用量を本人の記憶をもとに尋ねると、キャリア・ユーザーの21.5%が「分からない」と回答し、2GB未満が計23.9%を占める。格安SIMユーザーでの「分からない」との回答は10.5%に留まっており、2GB以上3GB未満と1GB未満の回答がそれぞれ18%強で最多だった。
メインのスマートフォンの価格を調べずに回答させると、キャリア・ユーザーでは「分からない」が14.4%、1万円未満が13.5%だった。格安SIMユーザーで「分からない」との回答は6.2%に留まり、1万円以上3万円未満が29.6%と最も多い。