2015年11月24日 16:32
"相談"がお金に変わる、無形のシェアリングビジネス「coconala」が描く未来
8月決算で黒字化のメドもついたようだ。
coconalaが急成長できたのは、手軽に利用できることが一因。多くのサービスが、500円(税別)で提供されており、利用者にとって使いやすいものとなっているからだ。手軽さゆえに、5人に1人はコアユーザーとなり、サービスを継続利用、かつ、複数のカテゴリーでサービスを利用しているという。
コアユーザーは購入するだけではなく、出品側に回る人も多く、こうした好循環を生み出し、一人当たりの月額利用料は約6,000円に到達しているという。
1サービス500円というと、多くの出品者のモチベーションを保てなくなりそうだが、販売実績に応じて、出品者のランクがあがり、1,000円、5,000円といったように、単価をアップすることができる。今では月間65万円稼ぐ人もいるとのことだ。
●coconalaの新しさ
○coconalaのターゲット
同社のサービスは一見すると、従来からある業務の外注のようにも見えてしまう。
しかし、それでは本質を見誤ることになるようだ。本質を読み解くには、同社が狙うターゲットを見定める必要がある。
coconalaのターゲットは、個人やスモールビジネスを展開する人たち。