2015年11月24日 17:05
2015年のフラッシュ技術利用したI/O intensiveストレージは前年比42.5%増
IDC Japanは11月24日、国内エンタープライズストレージシステム(外付型ストレージとサーバー内蔵型ストレージの合計)のメディアタイプ別市場実績と2019年までの予測を発表した。これによると、フラッシュ技術を利用したI/O intensiveストレージの2014年の売上額は137億8000万円(前年比58.1%増)、2015年は196億3600万円(同42.5%増)が見込まれている。また、I/O intensiveストレージの2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は27.1%で、2019年には457億4500万円に達すると予測している。
同社ではエンタープライズストレージシステムをPerformance optimized(FC、SASのインタフェースを持ち、回転数が1万回転以上のHDDを搭載したシステム)、Capacity optimized(SATA、SASのインタフェースを持ち、回転数が7200回転以下のHDDを搭載したシステム)、I/O intensive(フラッシュなどのソリッドステートストレージを搭載し、主に高速なリード/ライトが必要とされる用途で利用されるシステム)