くらし情報『劇団ひとり、敬愛するビートたけしの自叙伝映画化で「初めてお笑いに恩返しができたのかな」』

2021年12月10日 15:15

劇団ひとり、敬愛するビートたけしの自叙伝映画化で「初めてお笑いに恩返しができたのかな」

特にたけしさんの師匠である深見さんというのは、美学の塊のような人。はたからみれば照れ屋で不器用だったりするんだけれど、“顔で笑って腹で泣いているのが美しい”ということを体現されているような方。芸人のそういった面って、表には見せなくていいとは思っているんです。それが芸人の仕事ですから。でもどうしても僕は、芸人だって本当は腹で泣いているんだよという姿が好きで、そういうのを見せたくなっちゃう。僕はお笑いも好きだけれど、お笑い芸人が大好きだから」と芸人への愛をにじませる。

○■たけしと柳楽優弥に共通するのは“さみしげな雰囲気”

タケシを柳楽優弥、彼の師匠であり“幻の浅草芸人”と呼ばれていた深見千三郎さんを大泉洋が演じている。柳楽はまばたきや首の動かし方といったたけしのクセだけではなく、若き日のたけしが持ち合わせていた情熱と危うさ、そして優しさまでを表現した。
タケシ役に柳楽を抜てきした理由については、2人に共通する“さみしげな雰囲気”がポイントになったという。

「たけしさんって、すごくさみしげな感じがするんです。天才がゆえに誰ともわかり合えない感じがある。バラエティに出ていてもふと一瞬、さみしげな表情を見せたりする。

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