くらし情報『オラクル、DevOpsやIoTなどJavaOne 2015のハイライトを説明』

2015年11月26日 13:47

オラクル、DevOpsやIoTなどJavaOne 2015のハイライトを説明

そこで、エッジデバイスとクラウドをつなぐJava開発者のビジネスチャンスが増大するという。オラクルとしては、Java ME Embedded 8によって、インテリジェンスなデバイスの実現を目指す。

また、IoT関連のセキュリティのトピックとしては、自動車に関するセキュリティが紹介された。これまで、BMW ConnectedDriveがハッキングされる危険性、高速道路でハッカーがJeepの運転操作を制御したことなどが報じられているという。

宇野氏は、自動車を取り巻くセキュリティ環境について、「脆弱性の数は少なくない。ITベンダーから見ると、初期段階にある。"すべての車で同じ暗号鍵を使用""暗号化に対応していないメッセージがある"といった課題を解決していく必要があるだろう」と説明した。

加えて、暗号鍵がいかに盗まれないかが重要であり、それを実現するカギとなるのが「ハードウェアから直接アクセスすることを回避すること」とした。
そうした状況に対し、Java Cardがタンパー性を備えたハードウェア上でセキュリティ・プラットフォームを提供するという。

DevOpsやIoTなど、新たなITトレンドが登場するなか、Javaも進化を続けている様子がうかがえた。

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