くらし情報『ザ・モンキーズのギタリスト、マイケル・ネスミス死去。「作られたスター」というイメージと戦った』

2021年12月15日 18:00

ザ・モンキーズのギタリスト、マイケル・ネスミス死去。「作られたスター」というイメージと戦った

ロサンゼルス・ビーチウッドで、売れないバンドの4人がひとつ屋根の下でドタバタするコメディ。当時、日本語吹き替えされた海外ドラマがテレビでたくさんやっていて、よく観たもんです。スタジオ見学者の笑い声が合間合間にインサートされる、あのスタイルも大好きでした。放課後に駄菓子食べながら公園で遊んだ後、大人たちの観るテレビ番組がはじまる夕食前のちょっとした時間に、宿題をやっつけながら観てました。友達同士が楽器持ち寄って演奏して、そして自分たちの車で移動して……アメリカってかっこいいぜ、と思いましたね、心から。彼らは等身大の自分を演じていたわけですが、やらされている感はなく、自然でよかったですね。フランク・ザッパがゲスト出演していたのは知りませんでしたが。

○ミュージシャンとしての才能があるがゆえに、ビジネス的な葛藤にまみれた

1966年にデビューしたザ・モンキーズですが、実は映画会社やレコード会社がビジネス的に仕掛けたものでした。
ビートルズのポップ・スター的な人気を見て、映画監督のボブ・ラフェルソンと映画プロデューサーのバート・シュナイダーの2人が、「スターワナビーな若者を集めてバンドを作れば売れるぞ」

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