くらし情報『安田顕、草刈正雄から教わった心がけを胸に…現役で動き続けるために考えること』

2021年12月17日 19:00

安田顕、草刈正雄から教わった心がけを胸に…現役で動き続けるために考えること

安田顕、草刈正雄から教わった心がけを胸に…現役で動き続けるために考えること

リアルな人間ドラマから、怪演と呼ばれる強烈なキャラクターまで、自在に演じて存在感を見せる俳優・安田顕が主演を務める映画『私はいったい、何と闘っているのか』が公開。しがない中年男を演じる安田に話を聞いた。

原作は作家としての評価も高い芸人・つぶやきシローの小説。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(18)の李闘士男監督と脚本家の坪田文氏が、再び安田と組んで映画化した人間ドラマだ。地元に愛されるスーパーに務める万年主任の伊澤春男が、店長昇進を夢見て一喜一憂し、愛する家族のためにと家庭でも駆けずり回る日々を描く。

何か思うところがあっても、グッと飲み込んで真面目に行動しながら、いつも空回りしてしまう春男の姿に、共感する人も多いだろう本作。安田も「いろいろ考えてしまう自分を無理して否定せずに、肯定してあげてくださいと教わった」と語る作品への思いに始まり、48歳になったばかりの年男の安田に、次に年男を迎える還暦へも思いを巡らせてもらった。


○■うじうじと思い悩む春男はステキだ

——笑えて沁みる素敵な作品です。原作や脚本を読まれたとき、どんな感想を持ちましたか?

脚本を読ませていただいてまず思ったのは、「うわ、モノローグ長いなぁ」

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