2015年11月30日 17:43
人とシステムが接触するエンドポイント対策が重要 - DLPのデジタルガーディアン CEO
つまりプロトコルで止めますよ、ではなく、データ自身をコピー・移動させない仕組みになっているので、より安全性が高い」
――管理者側のコンソールの特徴は?
ケン・レヴィン氏「デジタルガーディアンの強みは、ビジビリティ=可視化だ。お客様のルールに基づき、すべてのデータの動きをコンソールで監視できる。端末で起きていることはすべてわかりますよ、ということだ。管理者のダッシュボードでグラフィカルにチェックすることが可能だ」
――内部不正による情報漏えいは、多くが中途退職者によって起きているが
ケン・レヴィン氏「アメリカは訴訟の国で、企業対従業員の訴訟問題が頻繁におきている。従業員がやめるときに、会社の重要な情報をUSBにコピーしたり、メールして保存するなどの内部不正事件が多発しているのだ。デジタルガーディアンでは、コンソールで特定のエンドポイントのアクティビティ・レポートを見ることができる。データをコピーするなど怪しい動きをしていないか、ルールにない動きをしていないか監視できる。社員のモラルの向上と、企業経営での安心感につながるだろう」
――DLPと言うとガチガチのルールで、現場担当者が使いにくくなることが予想される。