ナショジオ、伝説の科学番組「コスモス」の続編を3月16日からCSで放送開始
また、番組そのものは観られなくても、その内容をまとめた図鑑や書籍などを購入した、もしくは図書館などで借りて読んだなどという人も多いに違いない。中には、同番組を見て実際に研究者になった、という人もいるのではないだろうか。
またオリジナルのコスモスはBGMも印象的で、SF映画「ブレードランナー」のBGMや、2002年日韓ワールドカップのテーマソングなどで知られるギリシャのシンセサイザー奏者・作曲家のヴァンゲリスによるBGMの数々を思い出す方もいることだろう。
そんな歴史的な科学ドキュメンタリーの続編は、科学や宇宙に興味のない人でも楽しめるという番組コンセプトを引き継ぎ、現代の特殊視覚効果技術と最新の研究理論を駆使し、21世紀の視聴者へ向けて新たに製作された内容となっている。製作された時期から30年以上も経ってしまったので情報・知識として大幅にアップデートしたリメイク版ともいえる。製作費用は40億円をかけたという。
今回、コスモスを蘇らせたのは、オリジナル版の共同制作者でセーガン博士の未亡人でもあるアン・ドルーヤン氏と、天体物理学者スティーブン・ソーター博士。さらに、映画「テッド」の監督などでお馴染みのセス・マクファーレン氏、「24-TWENTY FOUR」