2015年12月14日 11:30
プレゼン資料作成に役立つ! PowerPoint必須テクニック (31) 「SmartArt」内の図形を個別に設定する方法
書式指定の操作を何回も繰り返すのが面倒な場合は、「Ctrl」キーを押しながら図形をクリックし、複数の図形を同時に選択してもよい。この状態で書式指定を行うと、複数の図形に同じ書式を一括指定できる。あわせて覚えておくとよいだろう。
○線の書式設定
SmartArtを構成する「線」の図形などの書式をカスタマイズすることも可能だ。この場合は、「線」をクリックして選択する。「線」が細くて選択しにくい場合は、スライド表示を拡大してから操作を進めるとよい。
続いて、SMARTARTツールの「書式」タブにある「図形の枠線」の▼をクリックすると、線の色や太さなどを自由に変更できる。もちろん、この書式を使って「四角形」などの図形の枠線をカスタマイズすることも可能だ。
以下の図は、組織図のSmartArtで「線」の色を「赤色」に変更した場合の例となる。特定の箇所を強調して表示したい場合などに活用できるだろう。
ただし、この図をよく見ると、「本社」から下に延びる線の色が変更されていないことに気付く。このような結果になる理由は、「本社」-「営業部」を結ぶ線(コネクタ)よりも前面に、「本社」-「生産本部」