2022年1月13日 15:00
ビスケットブラザーズ、躍進のきっかけはコンビ感覚の芽生え 関西二冠の次は「キングオブコントを獲ります!」
きん:僕らは6組目で、5組目まではずっと漫才が続いていた。(原田が)突然真っ茶色の衣装で出てきたんで「何これ!?」とお客さんの意識を吹っ飛ばせました。
原田:マヂカルラブリーさんがM-1で優勝したとき「漫才なのか、コントなのか」という論争起きたじゃないですか。お客さんは「あっ、漫才はこんなことになってるんだ」と勘違いされるようなインパクトを残せたのでは。審査員の方々も「えっ、何!?」とビックリして笑ってくださった。それが勝因ですかね。
――優勝後、どのような変化がありましたか?
きん:NHKの『ニュースほっと関西』に出演したりしました。そんな情報番組に悪いことする以外で出られるとは思っていなかったです(笑)
原田:次は悪いことして出たいっすね(笑)。
これまで「テレビでビスケットブラザーズ見れるか!」というニュアンスだったのが、人によっては、ここ最近は「テレビつけたら毎回いる」となっている可能性があるくらい呼んでいただいています。本当に歴史ある賞なんだなと実感しています。――『NHK上方漫才コンテスト』を通じて知名度が上がったことは間違いないと思いますが、この優勝はお二方にとってどのようなものになりましたか?
原田:大阪は芸歴10年目以下の賞レースが多いです。