2022年1月13日 15:00
ビスケットブラザーズ、躍進のきっかけはコンビ感覚の芽生え 関西二冠の次は「キングオブコントを獲ります!」
僕らは11年目に突入したので、大阪の賞レースの集大成になりました。今後東京の賞レースに出るにあたって、ステップアップになったかなと思っています。
きん:この2年、10年目ギリギリで『ytv漫才新人賞』と『NHK上方漫才コンテスト』の二冠を獲得できて、その「二冠」というワードがキャッチーだなと思います。ラッキーですね。
――2011年にコンビ結成した当時に思い描いていた10年後と、現実の今と比べていかがですか?
原田:当時は悪い方向で有名になるんじゃないかというイメージはありました(笑)。あと、お笑いの世界に入った18の頃は「売れないわけがない」「おれらはカリスマになるんだ!」と尖っていました。今はカリスマどころか太って、顔も声も「お願いします、どうか笑ってください……!」みたいなスタイルに。中学生の自分たちが今の僕らを見たらめっちゃ笑ってくれると思います。
ただ、(中学生の自分は)「これが自分か……」「最悪やん」と笑いながら悲しむやろなと (笑)。カッコよく笑かすつもりだった18の頃と今を比べると、逆の状況です。
きん:僕も似たような感じです。組んだときは「10年後全国進出してるかな」