2015年12月17日 16:40
IBM、欧州地域初のWatsonイノベーション・センターをミュンヘンに開設
ソリューションを構築するという。この取り組みは、IBMの欧州における投資としては、過去20年における最大規模のものだとしている。
Watson IoT Client Experience Centerの各拠点は、北京(中国)、ボブリンゲン(ドイツ)、サンパウロ(ブラジル)、ソウル(韓国)、東京(日本)、マサチューセッツ州、ノース・カロライナ州、テキサス州(米国)となっており、同センターでは、利用者とパートナー向けに 、Watson IoT Cloud Platformを通じて提供する、コグニティブ知能を使用した新しい製品およびサービスの開発、作成に必要なテクノロジー、ツールおよび人材が提供されるという。
さらに同社では、新しいIBM Watson IoT Analyticsの一部としてWatson APIサービスの4つのファミリーを提供するという。
新しいAPIサービスとして、「自然言語処理(NLP)APIファミリー」では、ユーザーが簡単な人間の言語を使用して、システムやデバイスと対話でき、「機械学習Watson APIファミリー」では、データ処理が自動化され、新しいデータやユーザーとの対話を継続的に監視、学習した優先順位に基づいて、データと結果をランク付けするとしている。