2022年1月17日 20:18
堤真一・竹内涼真・杏、『鹿の王』2度の延期経ての公開に感慨「ようやく…」
アニメーション映画『鹿の王 ユナと約束の旅』(2月4日公開)の完成披露試写会が17日、都内で行われ、堤真一、竹内涼真、杏、安藤雅司監督が登壇した。
2015年度本屋大賞、日本医療小説大賞をW受賞した上橋菜穂子氏のベストセラー巨編『鹿の王』を映画化した本作は、謎の病を巡る緻密な医療サスペンスと感動の物語が組み込まれた冒険大作。『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『君の名は。』という、邦画の歴代ランキング上位5作品のうち3作品の作画監督を全て担ったトップアニメーター・安藤雅司氏が、本作で初監督・キャラクターデザイン・作画監督を務めた。
新型コロナウイルスの影響で二度の公開延期をやむを得ず決断した本作が、ついに公開を迎える。主人公の孤独な戦士・ヴァン役を演じた堤は、「二度公開が延期になってようやく公開できることになりました」と述べ、「疫病というものを中心に描かれているんですけど、今のこの時期に見るべき作品だと思います。この状況だからこそ明るいものをもらえるし、力ももらえる作品になっている。それぞれの立場でそれぞれ共感できる役が必ずあるし、より多くの方に見ていただきたいと思います」と作品の魅力を伝えた。