2015年12月18日 14:20
ランサムウェア「TeslaCrypt」の攻撃が活発化 - シマンテック
お礼申し上げます)
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これらのスパムメールに共通する特徴は、添付されているファイルの拡張子が「.zip」となっているか、拡張子がない状態になっていること。添付ファイルは、正規の文書のように見せかけているが、実際はJavaScriptファイルであり、悪質なコードが含まれている。ユーザーが添付ファイルを開くと、自動的にTeslaCrypt がダウンロードされ、コンピュータにインストールされる。
TeslaCryptの最新バージョンは2.2で、ユーザーのファイルを暗号化して拡張子を追加する。拡張子はバージョンアップにより変更されており、バージョン2.1では「.CCC」であったが、2.2では「.VVV」となった。
TeslaCryptはファイルを暗号化すると同時に、プレーンテキストとHTMLファイルを作成する。どちらも身代金を払って暗号鍵を受け取る手順が書かれており、匿名のWebブラウザ Torをインストールし、TorのWebサイトにアクセスして詳細を確認するよう書かれている。