くらし情報『日本のビッグデータ・AI業界に求められるものとは? - NIIの教授が語る現状』

2015年12月21日 16:05

日本のビッグデータ・AI業界に求められるものとは? - NIIの教授が語る現状

を立ち上げた。

同プロジェクトでは世界のトップ会議における日本の論文採用数を全体の5~8%に向上させ、理論ベースの研究が世界のトップへ近づく最短距離だということを示し、離散数学、アルゴリズム、機械学習、データマイニング、統計物理学、データベース、最適化といった広範囲にわたる日本のトップ研究を行っている。研究員数は60人程度で半数以上が28~32才の優秀な若手研究者や大学院生で構成している。

同プロジェクトの研究アプローチは難しい研究課題に対し、理論ベースで未来の人材が国際的な研究成果を発揮することを掲げている。そのために必要なこととして河原林氏は「他分野の数学力と日本のスーパーエリートを結集し、1つの課題を追求することや優秀な大学院生を巻き込むことに取り組まなければならない。ビッグデータ・AI時代における5~10年後の達成目標としては日本の論文採用数の向上や5~10人のスーパーエリートを育成し、スーパーエリートの人材育成のエコシステムを軌道に乗せることだ。そして理論分野をほぼ全域カバーする研究組織の構築と総合力の向上が鍵になる」と日本のビッグデータ・AI業界に対して訴えた。

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