くらし情報『シリコンバレー101 (642) 炎上を避けイスラム教徒のサポートを訴えたGoogleの切れ者CEO』

2015年12月25日 09:22

シリコンバレー101 (642) 炎上を避けイスラム教徒のサポートを訴えたGoogleの切れ者CEO

シリコンバレー101 (642) 炎上を避けイスラム教徒のサポートを訴えたGoogleの切れ者CEO
10月にGoogleの新CEOに就任したSundar Pichai氏がイスラム教徒や他のマイノリティに対するサポートの必要性を訴えた。

日本ではほとんど報じられなかったので、ご存じない方が多いと思う。米国でも一部のメディアが取り上げたものの、その数日前に公開されたMark Zuckerberg氏の「イスラム教徒をサポートする」という声明に比べるとずっと小さな扱いだった。GoogleのCEOとはいえ、Pichai氏の一般的な知名度は低い。その違いが報道の差になって現れた形だ。しかし、「いいね!」の数で圧倒されても、議論を掘り下げ、より深い印象を残したのはPichai氏の方だった。

Pichai氏は22歳の時にインドから米国にやってきた。手記「Let’s not let fear defeat our values」の中で同氏は、米国は移民に「機会を与えてくれる地」であり、移民を新たな米国人として受け入れる寛容さ、オープンな心が米国の強みであると述べている。
Googleのキャンパスにはさまざまな人種の人々が働き、異なる文化が混ざり合っている。それが活気を生み出し、大きな仕事を成し遂げられる特別な場所を実現しているという。

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