くらし情報『次期中期経営計画の実行と文化の継承・創造を - NEC新社長の新野氏が抱負』

2015年12月26日 09:00

次期中期経営計画の実行と文化の継承・創造を - NEC新社長の新野氏が抱負

と表し、遠藤氏は期待を寄せた。

続いて登壇した新野氏は「私は1977年に入社し、約30年間はITのソリューション営業を担ってきた。遠藤氏が社長に就任した2010年に取締役執行役員常務、2012年に代表取締役執行役員副社長に就いた。経営陣に加わった当初はITやネットワークなど、さまざまな部門があり、力を結集しきれていないと感じた。しかし、現在は社会ソリューション事業に注力する方針を示しており、社会に対してどのように貢献できるのかということが大事だ。私がやることは明確で、2点ある。1つ目は策定中の次期中期経営計画を実行し、さまざまな領域とソリューションを絞り込み、次の柱の事業を作り、全社の業務改革を推進していくことだ。2つ目はNECグループの文化の継承と創造だ」と語った。


遠藤社長が就任した2010年度の同社の売上高は3兆1154億円、営業利益は578億円の実績で、2015年度の見通しは3兆1000億円、営業利益は1350億円を見込んでいる。売上高は減少しているものの、営業利益は就任当初と比較して倍増しており、今後の同社のさらなる成長は新野氏にかかっている。

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