2016年1月6日 09:00
急成長するシリコンバレーの注目ベンチャー (1) USB Type-Cへの接続を1チップ化 - スマホとテレビをつなぐAnalogix
(図2)をAmazonなどのネットショップを通してエンドユーザーにも販売している。これを用いると、スマホのビデオゲームを大型画面で楽しんだり、スマホを使って大型スクリーンでスポーツ観戦したり、PCの代わりにスマホを使ってプレゼンテーションすることができる。
○USB Type-Cを使ってケーブル1本ですべて接続
ところで、新しいオープン標準規格の「USB Type-Cコネクタ」(図4)がAppleの「MacBook」やGoogleの「CromeBook」などに搭載され話題となっている。USB Type-Cは、2014年8月に「USB Implementers Forum」によって規格化されたケーブル/コネクタで、PCやタブレットやスマホでも搭載する製品が徐々に増えつつある。これが普及すれば、将来はいままでのように接続コネクタが何かを気にすることなく、1本のケーブルですべての機器につなげることができるようになる。USB Type-Cには次のような特徴(長所)があるため、将来、幅広く普及することが期待されている。
AppleのLightningケーブルと同様に、裏と表の区別がなく、逆差しのトラブルがない
薄く小型(横8.34mm×縦2.40mmの楕円形)