くらし情報『急成長するシリコンバレーの注目ベンチャー (1) USB Type-Cへの接続を1チップ化 - スマホとテレビをつなぐAnalogix』

2016年1月6日 09:00

急成長するシリコンバレーの注目ベンチャー (1) USB Type-Cへの接続を1チップ化 - スマホとテレビをつなぐAnalogix

なため、ラップトップをさらに薄くでき、電話やタブレットにもポートを付けてもかさばらない
データ転送速度がUSB 3.0の倍となる最大10Gbpsと速いUSB 3.1に対応しており、その分データを移動するときの待ち時間が短くなる
動画の転送が双方向で可能(MHL Alternative Modeなど)
電力も送れるので充電も可能(最大100W)
後方互換性があるので、既存の古いポートにも接続可能(アダプタは必要)
他のUSB規格と同様、オープン標準で誰でも活用できる

○車載市場開拓をめざす

Analogixは、スマホがUSB Type-Cに対応できるようにするため、数個の半導体チップセットを使用してきた。これを1チップで対応できるようにするため、新たなチップ「ANX76XX」を開発している。これにより、Type-C対応に必要な半導体部品コスト(部品点数)が2014年の4ドル(5個)、2015年の2ドル(ANX7816とANX7418の2個)から、2016年には1ドル(ANX76XXのみ)へと削減できるという。

前出のBouwer氏は「やがて、フル機能を搭載したUSB Type-CケーブルがHDMIケーブルはもとより、すべてのケーブルを置き換え、電力、データ、映像を伝送するためのユビキタスな手段になるだろう。

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