くらし情報『2016年の宇宙開発、ここに注目 - 上半期編: 欧露の火星探査機、巨大ロケット、ロシア新宇宙基地と新宇宙船…』

2016年の宇宙開発、ここに注目 - 上半期編: 欧露の火星探査機、巨大ロケット、ロシア新宇宙基地と新宇宙船…

ただ、金属製のモジュールとは違い、耐久性などの問題があるため、今回はまず実証試験という位置付けである。同社はいずれ、この技術を使い、宇宙ホテルを実現したいという展望をもっている。

○2月12日: H-IIAロケット、X線天文衛星「ASTRO-H」を打ち上げ

「ASTRO-H」は宇宙航空研究開発機構(JAXA)を中心に、国内外の大学や研究機関が開発したX線天文衛星で、昨年運用を終えた「すざく」の後継機として、日本が長年続けてきたX線天文学の研究を続ける。

またH-IIAロケットはこの打ち上げで30号機という大台に乗り、さらなる連続成功が期待される。

○3月2日: 1年間のISS滞在が終了、宇宙飛行士が帰還へ

昨年3月28日から、約1年間の国際宇宙ステーション(ISS)での滞在に挑んでいる国営ROSKOSMOS社(旧ロシア連邦宇宙庁)のミハイール・カルニエーンカ宇宙飛行士と、米航空宇宙局(NASA)のスコット・ケリィ宇宙飛行士の2人が、ミッションを終えて地球に帰還する。

通常、ISSの滞在は半年間ほどが基本で、1年間は史上最長となる。この間に得られたデータなどの知見は、将来人類が火星や小惑星、さらにその先の宇宙へ向けて長期の宇宙航行に挑む際に役立てられる。

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