2022年2月12日 09:00
岡宮来夢、目標は「人を助けていける役者」 人気漫画『ブルーピリオド』舞台化への思い
絵を描くことの楽しさに目覚めた青年の姿を描き、数々の賞を受賞、アニメ化も話題となっている漫画『ブルーピリオド』が、銀河劇場プロデュース「ブルーピリオド」The Stageとして3月より天王洲 銀河劇場にて上演される(3月25日〜4月3日)。
今回は、主役の矢口八虎を演じる岡宮来夢にインタビュー。原作を読んで「共感することが多い」という岡宮に、どんなところに心を動かされたのか、どういう風に演じていきたいのか、また役者として目指すところなどについても話を聞いた。
○■役者としても共感するところばかり
——アニメ化も話題となり人気の『ブルーピリオド』ですが、作品についてはどのような印象でしたか?
お話をいただいてから原作を読み始めましたが、自分と重ねて胸が苦しくなる瞬間がたくさんあって、演じるのがすごく楽しみになりました。八虎に立ちはだかる壁は自分も経験したことが多いし、今も悩んでいる部分もあって。逆にその経験から演技に引っ張って来れることが多いんじゃないかなと、ワクワクしています。
——どんなところに共感されたんですか?
例えば、八虎は「実物を見ないと絵が描けない」と悩んでいたけど、僕もイメージを膨らませるのは苦手なところがあって。