バザールでござーるは今、どうしているのか? - 広報さんに聞いてみた
と、店頭誘引型キャンペーンである事から、市場という意の「バザール」という言葉が浮かび、そこから「バザールでござーる」というキャンペーンタイトルが誕生しました。そしてその後、「バザールでござーる」という口調から、必然的に「こざる」のキャラクターが考え出されました。
――クリエイティブディレクターの佐藤雅彦氏が手がけたことでも知られるキャラですが、その造形はどうやって決まっていったのでしょうか?
造形的には、『きちんとしたかわいらしさ』を目標に作られました。無垢だけどいたずら好きで、頭はいいけどおっちょこちょいで、くったくのない純真なこざる、そんな性格と精神を持ったキャラクターを表現しました。
――「バザールでござーる」の声は俳優の財津一郎さんが務めています。女優さんや女性声優さんのいわゆる「かわいい」雰囲気の声ではなく、ひょうきんな印象の財津さんを起用したきっかけは?
テレビから聞こえてきた時に、瞬間的に視聴者の耳を惹きつけ、離さないくらいの魅力を備えた声を探しました。要素としては、個性的であること、印象的であること、世界観を作れること、滑舌がはっきりしていること、そして何よりもバザールでござーるのナレーションの独特なテンポ感や間(ま)