くらし情報『ソニーが目指す先はBtoBではない - 平井社長に聞く、CES 2016の総括』

2016年1月12日 21:31

ソニーが目指す先はBtoBではない - 平井社長に聞く、CES 2016の総括

注目を集めているレコードプレーヤーも発表した。また、「Life Space UX」の新製品を日本と米国で発売することも明らかにした。

CES 2016のソニーブースでは、こうしたコンシューマ製品におけるイノベーションや考え方、我々の進化を見てもらえるだろう。SAP(Seed Acceleration Program)によって生まれた新たな製品も展示している。ソニーはこれからもイノベーションを積極的に推し進め、それを商品化していくことにもリスクをとって取り組んでいく。

―― CES 2016は、ソニーだけでなく、出展したエレクトロニクス企業全体に大きな目玉がなく、次の旗頭が見えない印象を受けます。

平井氏:驚きがないCESだったといえば、そうなるかもしれない。ビジネスの転換期が訪れているのは確かである。
主催元がCTAに名称を変え、自動車メーカーが参加し、エレクトロニス業界と自動車業界の接点が増えてきた。BtoBへとシフトしていることを感じるなかで、ソニーがどう変わっていくのかを考えさせられたCESであった。そのなかで、我々はコンシューマーにフォーカスした展示を行った。ソニーはこの部分にコミットするんだ、というメッセージを強く発信できたと考えている。

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