くらし情報『Webサイト改ざんが増加した2015年Q3、CMS利用サイトは注意 - JPCERT/CC』

2016年1月15日 10:00

Webサイト改ざんが増加した2015年Q3、CMS利用サイトは注意 - JPCERT/CC

という報告が複数寄せられたという。

改ざんの具体的な手法としては、bodyタグの直後やページの最上部に、難読化されたコードが埋め込まれるケースが多かったようだ。CMSを活用しているWebサイトの改ざんが特に多く見られており、「WordPress」「Joomla」「Drupal」などのCMSを活用しているサイト運営者は注意が必要となる。

実際にJPCERT/CCが、改ざんされたWebサイトの管理者からサイトコンテンツをもらい受けて調査したところ、CMSのデフォルトのファイルに「//istart」「//iend」などの文字列を含む不正なコードが埋め込まれていた。このことから、CMS本体やテーマ、プラグインの脆弱性を悪用する攻撃や管理者のパスワードを盗みとって攻撃者が改ざんした可能性を指摘している。

改ざんされたサイトでは、不正なコードによって攻撃サイトへ誘導し、Adobe Flash PlayerやInternet Explorerなどの脆弱性を悪用した攻撃によってマルウェアのダウンロード・実行が行われている。サイト運営者だけでなく、サイト訪問者にも広範囲に影響が及ぶため、注意が必要だ。

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