FREETEL、「KATANA 03」はContinuum for Phoneに対応か - プラスワン社長に聞く
よいタイミングで次のデバイスをリリースしたい」と説明し、野村氏は具体的な展開を筆者に説明した。「KATANA 01/02はContinuum for Phoneに対応しておらず、エンドユーザーも法人ユーザーも同機能を前提にされるため、市場状況を見据えた投入タイミングが最大の課題と考えている」という。つまりKATANA 03(仮称)は、Continuum for Phone対応デバイスと想定して構わないだろう。野村氏も個人の意見と前置きしながらも「ユーザーの皆さんが『許してくれない』と思っている」と前向きな姿勢を見せていた。
ただ、Continuum for Phone対応デバイスは自社でイチから取り組む必要性があるため、開発チームの技術力が大きく反映される部分だ。その点について野村氏は「(中国のODMメーカーが)日本の大手キャリアで販売されるデバイスと比較すると、クオリティ面で競争するのは難しい。中国の某メーカーも大手キャリアのラインナップに加わるまでは、相当な努力をしてきた。その結果、東南アジアやアフリカの市場で存在感を示せるようになった」と過去のODMメーカーの努力を引き合いに出しながら、「提携しているODMメーカーの担当者を日本に招き、各社と協力して技術向上をつなげることで、(Continuum for Phone対応Windows 10 Mobileデバイスを扱う)