2016年1月19日 10:18
海外旅行を楽しむカギは準備や予約の早めの着手にあり
海外旅行の準備期間について尋ねると、海外旅行に行こうと思った時期は実際の旅行の平均5.3カ月前、海外旅行を検討し始めた時期は同4.5カ月前、予約時期(宿泊)は同2.9カ月前、渡航先の飲食・観光スポットの予約時期は同2.2カ月前だった。
検討し始めた時期は3カ月前が23.1%で最も多いが、3カ月を切ってから検討し始める人が半数以上だった。一方、海外旅行を早い段階から検討する人では「半年以上前から検討し始める」が計30.3%であり、一定の層はかなり早い時期から準備を始めているという。
海外旅行に対する満足度と準備期間の関連を見ると、旅行を検討し始めた時期が1カ月前の場合は満足した人が40.7%だった一方で、6カ月以上前の人では48.6%であり、準備時期が早いほど旅行への満足度が高い結果になっている。
宿泊先の予約時期と満足度とでは、「とても満足した」と回答している人は早期に予約準備を進めている傾向にある。充実した旅にするためには、充分な準備期間が重要なことが伺えると同社はいう。
飛行機の予約や飲食などの準備をもっと早くしていれば海外旅行をより楽しめたと思うかを尋ねたところ、検討開始時期が直前だった人ほどそうした回答が多く、準備期間が短いと海外旅行に対する後悔も大きくなる傾向にあるとのことだ。