くらし情報『市場拡大は継続するか? 購入型クラウドファンディングの今』

2016年1月19日 14:06

市場拡大は継続するか? 購入型クラウドファンディングの今

日本でクラウドファンディングのサービスがスタートしたのは2011年で、比較的新しいサービスだ。矢野経済研究所によると、2014年度における国内の市場規模は、新規プロジェクト支援額ベースで前年度比59.5%増の197億1,200万円。この数字だけ見ると成長著しいように見える。

ただし、この大半の約156億円は不特定多数の人に融資を募って金銭的なリターンを行なう金融型のひとつ貸付型であって、購入型クラウドファンディングは約20億円と少額だ。Kickstarterの場合、自社レポート「The year in Kickstarter 2014」によると2014年の調達総額は5億2,900万ドルで、日本円に直すと約618億円。日本の購入型すべてを足してもKickstarter一社と大きな隔たりがある。

購入型クラウドファンディングのスタイルは、ものづくり大国かつコンテンツ大国といわれている日本にフィットしそうに思われるところだが、Kickstarterが2009年にサービスを開始して数百億円規模に達しているのに対し、日本では成長緩やかなのが現状である。●対象者にリーチしきれていない現状
○対象者にまだリーチできていない

Makuakeはこの状況をどう見ているのか。

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