くらし情報『富士通、IoTパッケージ「ユビキタスウェア」の新製品10種発表』

2016年1月21日 15:18

富士通、IoTパッケージ「ユビキタスウェア」の新製品10種発表

富士通、IoTパッケージ「ユビキタスウェア」の新製品10種発表
富士通は1月20日、企業向けIoTパッケージ「Fujitsu IoT Solution UBIQUITOUSWARE」の新製品10種を発表した。発表会では、新製品の披露とともに、昨年5月に発表された同パッケージの実証実験結果と今後の事業展開についても説明が行われた。

ユビキタスウェアは、高度なセンシング技術でデータの収集・解析・分析を行い、価値の高いデータとして提供する製品群。人を中心とした情報を価値あるものとしてセンシングと解析を行う「ヒューマンセントリックIoT」を基本コンセプトとする。

富士通 ユビキタスビジネス戦略本部長代理の松村孝宏氏は、ユビキタスウェア製品の特徴として、「すぐに現場で使える、高精度なセンシング、ユーザーの環境・戦略に合わせて自由に選択できる製品群」と説明した。

ユビキタスウェアは68種類のセンシングアルゴリズムと49種類の特許に基づいている。ユビキタスウェアのアルゴリズムの具体例として挙げられたのは以下の6種類。

身体の姿勢…人が座り込んだり、倒れたりしていないかを検出
転倒、転落…意図しない転倒や転落を検出
熱ストレス…熱に対する一人ひとりの身体ストレスを検出
ジオフェンス…特定エリアへの侵入、エリアからの退出を検出
生体反応…生活の気配を検出
いびき、せき…人体の変調を検出

また、実地環境に基づいたさまざまな検証を重ねて高精度化を実現しており、位置精度30cm、遅延時間1秒での追従が可能で、リアルタイムでの高度の検知・追従にも対応する。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.