2016年1月22日 21:10
スマートハウスのことはお任せ - プロを育てる新資格「スマートマスター」
と意欲を見せた。
○社会のエネルギー問題から家電製品まで
説明会中盤では、家電製品協会 認定センター センター長 森拓生氏が登壇し、新資格制度の内容について説明した。森氏がスマートマスターの資格要件として挙げたのは以下8項目。これらを学習し、修めた人を「スマートマスター」として認定する。
エネルギー問題を起点とする社会の変化と家庭の変化
中核機器スマートメーター、HEMSの機能と「家」における役割
ゼロエネルギーハウス(ZEH)の構成要件
重要コンセプト「創エネルギー・蓄エネルギー・省エネルギー」を実現する製品
スマートハウスの「家」としての基本的構造・仕様・機能
スマートハウス化に向けたリフォームビジネスの基本
スマートハウスが生み出す多様なサービス
家電製品・技術が生み出す新たな付加価値
上記に挙げたスマートマスターの資格要件は各関連業界の有識者の協力のもと決められた。森氏は「スマートハウス関連ビジネスや家電製品、エネルギー関連商材、リフォームにかかわるビジネスをしている人、それだけでなく、建築士・電気工事士・工事担当者などの国家資格を持つ人にはぜひ取得してもらいたい。電機、エネルギー、住宅関連業界への就職を目指している学生にとっても、有効な資格だと考えている」