2016年1月28日 10:44
AIが初めて囲碁のプロ棋士に勝利、機械学習で進化したGoogleの「AlphaGo」
が、その手を評価してゲームの勝者を予測する。
AlphaGoのトレーニングは、囲碁のエキスパートによるおよそ3,000万の指し手の学習から始まった。57%の確率で人の指し手を予測できるようになるまでニューラルネットワークを鍛えると、指し手を再現するだけではなく、AlphaGoが自ら新たな戦略を組み立てられるように、ニューラルネットワーク間の対局、強化学習と呼ばれる試行錯誤を用いた接続の調整を重ねた。
トレーニングプログラムを完了したAlphaGoは、既存の囲碁プログラムとトーナメント形式で対戦。500戦中499勝と圧勝し、そして昨年10月にロンドンにおいて非公開でファン・フイ氏と対局した。フイ氏は過去3回ヨーロッパチャンピオンになった実力者だが、AlphaGoは5戦して5勝と完勝した。
初めてプロ棋士に勝利したAlphaGoは、次に囲碁界の最高峰に挑む。3月にソウルでイ・セドル九段と対局する予定だ。
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