くらし情報『Androidのランサムウェアが伸長した2015年 - Kaspersky調査』

2016年2月1日 16:30

Androidのランサムウェアが伸長した2015年 - Kaspersky調査

Google Playを起動すると、Marcherはクレジットカード情報の入力を求める偽のウィンドウを表示し、そこに入力された情報を犯罪者に送信する。モバイルバンキングアプリを起動した場合も、同様の手口でユーザー情報を窃取する。

○ZeuSは下火?

無数の亜種が開発され、最も広く利用されていたマルウェアファミリーであるZeuSに代わり、2015年は、Dyre/Dyzap/Dyrezaが主流になった。2015年のバンキング型トロイの木馬の攻撃は、40%以上がWebインジェクション方式によりデータを窃取し、オンラインバンキングシステムにアクセスするDyrezaによるものだった。

このような新しいトレンドもあるものの、「従来型」のサイバー金融犯罪が減少したわけではない。2015年に、同社製品はコンピュータ上でオンラインバンキングから金銭を窃取するマルウェアの起動を196万6324回ブロックしたが、これは2014年の191万520回からも微増している数字だ。○Androidランサムウェアがトレンドに

また、2015年は、ランサムウェアの感染がAndroidデバイスで急速に拡大したことを、憂慮すべきトレンドとして取り上げている。

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