くらし情報『Windows 10のデフォルト自動更新は企業に何をもたらすのか?』

2016年2月5日 08:00

Windows 10のデフォルト自動更新は企業に何をもたらすのか?

Windows 10のデフォルト自動更新は企業に何をもたらすのか?
米MicrosoftがWindows 10から、継続的なOSの無料アップデートを開始すると発表し「Windows as a Service(WaaS)」、サービスとしてのWindowsに移行することを表明した。これはセキュリティという側面で見ると、どのようなインパクトがあるのだろうか。トレンドマイクロがブログで分析を行っている。

○短期的には危険性も残す

トレンドマイクロは、「セキュリティで言えば、"間違いなく有利"」だと指摘する。更新プログラムのダウンロードやインストールが基本的に自動更新になるため、脆弱性対策の時間差が縮まる。ブラウザの例でいえば、Google Chromeはユーザーが気付かない間に更新版をダウンロードしてインストールする。この考え方をWindowsでも同じように反映するのが"WaaS"の考え方だ。これは、セキュリティ脆弱性がある場合に、事態が深刻な状態になる前に修正されたバージョンを使用できるため、穴が開いている期間が短くなるメリットがある。


その一方で、トレンドマイクロは「短期的に見た場合、いくつか危険性がある」と指摘。企業は自社で使用するソフトウェアが動作しなくなる恐れがあるため、更新しないケースがあるため、直近では更新についていけない可能性があるという。

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