2016年2月5日 10:00
停滞するPC市場で何故、アップルだけが勝ち続けているのか? - Vice PresidentのBrian Croll氏にその戦略を聞いてみた
ワープロの「Pages」、表計算の「Numbers」、プレゼンテーションには「Keynote」というオフィススイートに、動画編集の「iMovie」、音楽制作の「GarageBand」といったクリエイティブツール(これには「写真」も入れて構わないだろう)のほか、「メール」「マップ」「メッセージ」「メモ」にWebブラウザの「Safari」などなど、あらゆるユーザーに向けたアプリが揃っている。
CrollMacの中には様々なアプリケーションが付属してきます。今は、とても多くの方がMacを使っているなと感じています。10年、15年前はクリエイティブな人だけがMacユーザーだったのですが、現在では本当にあらゆる人々がMacを使っています。
その背景には、やはりiPhone/iPadの存在がある。前出のアプリはiOS/Mac OSともにラインナップされており、それらはApple IDに紐付いてiCloudで利用することができる。つまり、使いたいファイルやメッセージ、メールなどにあらゆる状況からアクセス可能となる。iOS端末で使ったアプリを同様にMacで使えるというのは、生産性という面でとてもメリットが大きいとも感じる。