2016年2月8日 20:21
米Apple、画面破損iPhoneを下取り - Touch IDを外部修理すると機能停止に?
と思わせることが狙いのようだ。
従来はこうした破損品はトレード・インの対象にはならず、ユーザーは下取りの差額なしで新品や中古を購入せざるを得ず、修理業者を利用するモチベーションになっていた。だが、このような形で破損品であってもApple Storeがトレード・インに対応するようになれば、Appleは修理にまつわるトラブルが減り、さらにiPhone販売にもプラス効果をもたらすとの判断が働いているとみられる。なお、現在のトレード・インの下取り価格の目安はiPhone 5sで50ドル、iPhone 6で200ドル、iPhone 6 Plusで250ドル程度。破損品の下取り価格は不明だが、これよりは幾分か下がる水準となるだろう。
○Touch IDを外部修理するとiPhoneが機能停止
こうした修理業者を巡るトラブルで最近話題になっているのが「Error 53」だ。外部事業者を通じてiPhoneの修理を行った場合、このError 53が出てiPhoneは完全に機能を停止してしまう。複数の報道によれば、Error 53はTouch IDの読み取りや通信に関するエラーであり、iPhone 6の外部修理を行ったケースで発生しているという。