くらし情報『シリコンバレー101 (648) タイムライン改悪騒動は何だったのか、ユーザー増の苦戦するTwitter』

2016年2月12日 12:00

シリコンバレー101 (648) タイムライン改悪騒動は何だったのか、ユーザー増の苦戦するTwitter

機能を拡張したような機能である。タイムラインを開いた時に、最後にアクセスしてから長い時間が経っていたら、それまでのハイライトを簡単に確認できるような並び順になる。タイムラインをプルダウンして更新すると現在と同じ時系列表示に戻る。頻繁にタイムラインにアクセスしていたら、最初からより時系列に近い並び順になる。そして、この機能を使うかどうかはユーザーがオプトアウトできる。

噂の新しいタイムライン表示は存在しているが、それはタイムラインを根本的に変えるようなものではなく、Twitterはこれまで同様に時系列の並びを重んじているようだ。

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新しいタイムライン表示の狙いがアクティブユーザーを増やすことであるのは言うまでもない。

Twitterの昨年7月~9月期決算は、売上高が前年同期比58%増だったにもかかわらず、平均月間アクティブユーザー(MAU)の伸びが市場の予想を下回って株価が下落した。
IPOを果たしてからずっと同じ調子であり、MAUの伸び悩みがTwitterの見通しを曇らせている。だから、Twitterはアクティブユーザーを伸ばすことに懸命である。

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