オラクル、WebLogic Server 12c R2を提供開始 - マルチテナントに対応
リーマン氏は、「データセンターを連携するには、これまで数千ステップ必要だった設定がすべて自動化されたことは注目すべき点」と語った。
WebLogic Server 12c R2は、「Java EE 7」との完全な互換性を持ち、「REST」「JSON」「JMS」「WebSocket」などの言語仕様に対応し、「Java SE 8」の認定を受けている。さらに、「Docker」「Maven」への対応に加え、ソフトウェア開発自動化・効率化ツール「Jenkins」や「Arquillian」を使用したDevOpsの最新手法をサポートする。
クラウドの移行に関しては、Oracle WebLogic Serverをクラウド・サービスとして提供する「Oracle Cloud Java Cloud Service」においても、マルチテナント機能を提供する。これにより、数分でマルチテナント機能が使えるようになるという。
続いて、日本オラクル 執行役員 クラウド・テクノロジー事業統括 Fusion Middleware事業統括本部長の本多充氏が、国内の状況について説明を行った。
本多氏は「日本の企業はアプリケーション分野においてコストを削減したいと考えている。