くらし情報『鏡かと思いきやディスプレイ - 近未来的なソリューションをホテルに提供するKDDIの狙いとは』

2016年2月18日 10:04

鏡かと思いきやディスプレイ - 近未来的なソリューションをホテルに提供するKDDIの狙いとは

こうして接点を作ることで、「どういうニーズがあるか」「何が求められるか」を知ることで、事前に対策を取れるようにする。

接点となるタッチスクリーンには、スマートフォンで採用されている「Gorilla Glass」でも知られるCorningの技術を活用。Corningのコーティングは0.2mm厚と薄くて軽量ながら、高い強度や抗菌効果などがあり、「壁面の素材の品質を永久に保てる」と有泉氏。

これによってガラスをインテリアや内装として活用でき、このガラスをタッチスクリーン化することで、ホテルのロビーや客室に違和感なく情報端末が溶け込める。部屋の鏡がディスプレイになれば、タッチスクリーンとして利用者が操作したり、室内の環境制御コントローラーをタッチスクリーン化して、その操作情報がフロントに伝わって状況を把握できるといった未来図も描く。また、顧客情報と組み合わせれば、その顧客にあったサービスを分析して、次回のサービス向上につなげるといったことも可能になるという。

このソリューションはSANKO TELECOMと協業して構築した。環境制御コントローラーは手動操作だけでなく、人感センサーで「入浴中は部屋の照明を抑える」

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