くらし情報『震災から5年……静かに終幕する被災者支援と新たに始まる施策』

2016年2月19日 09:30

震災から5年……静かに終幕する被災者支援と新たに始まる施策

とソープ「つながるオモイ」を販売開始することも、そうした施策のひとつ。KNOT WRAPとはわかりにくいが、いわゆる“ふろしき”のことである。

両商品の特徴は、被災地の農業・農地・コミュニティ再生を手がける団体が生産する素材を原材料に用いていること。KNOT WRAPは、福島県いわき市を拠点に活動する企業組合「おてんとSUN」が生産するオーガニックコットンを5%使用。残りの95%はアメリカ産となるが、これはまだ、手がけているオーガニックコットンの生産量が少ないためだ。

おてんとSUNの酒井悠太さんは「コスメティックを手がけるラッシュさんの名前はよく知っていたので、お電話をいただいた時には驚きました。いわきのオーガニックコットンを使って商品を出したいという企業は多数ありましたが、ノベルティなど事業につながらないものばかり。今回のラッシュさんの提案で、ビジネスとして形になりました」と語った。


一方、つながるオモイは、一般社団法人「南相馬農地再生協議会」が生産する菜種油「油菜ちゃん」を原材料にした石けんだ。菜種は土壌中の水に溶けている放射性物質「セシウム」を根から吸収し、搾油の際に「油」

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