2016年2月19日 18:00
『レヴェナント』監督、L・ディカプリオの演技は「監督人生初の素晴らしさ」
第88回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされた俳優レオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』(4月22日公開)のキャストやスタッフらがお互いたたえ合う特別映像が19日、公開された。
2015年、オスカー4冠に輝いた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務める本作は、一人の男のサバイバル・アドベンチャーと人間の偉大な精神力を描いた作品。『ギルバート・グレイプ』(93年)をはじめ過去4作で、アカデミー賞にノミネートを果たすもいまだ無冠のディカプリオは、悲願のオスカー獲得を狙っており、2013年の俳優休業宣言を覆して出演を快諾したこともあり、格闘シーンで鼻を折るほどの熱演を見せる。
公開された映像のなかで、イニャリトゥ監督はディカプリオを「目だけで全てを語ることのできる俳優」と表現。続けて、「わずかなセリフだけで、複雑に入り組んだ感情を同時に表現できる。身体や目で演技するんだ」としつつ、「彼の演技は私の監督人生で初めてみる素晴らしさ」とその実力を絶賛している。
一方のディカプリオは、「僕はトム・ハーディの大ファンなんだ」