『レヴェナント』監督、L・ディカプリオの演技は「監督人生初の素晴らしさ」
2015年、オスカー4冠に輝いた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務める本作は、一人の男のサバイバル・アドベンチャーと人間の偉大な精神力を描いた作品。『ギルバート・グレイプ』(93年)をはじめ過去4作で、アカデミー賞にノミネートを果たすもいまだ無冠のディカプリオは、悲願のオスカー獲得を狙っており、2013年の俳優休業宣言を覆して出演を快諾したこともあり、格闘シーンで鼻を折るほどの熱演を見せる。
公開された映像のなかで、イニャリトゥ監督はディカプリオを「目だけで全てを語ることのできる俳優」と表現。続けて、「わずかなセリフだけで、複雑に入り組んだ感情を同時に表現できる。身体や目で演技するんだ」としつつ、「彼の演技は私の監督人生で初めてみる素晴らしさ」とその実力を絶賛している。
一方のディカプリオは、「僕はトム・ハーディの大ファンなんだ」と告白。「彼ほど力強い俳優は他にいない。
キャラクターを作りこむ彼の集中力は見ていて興奮する」「本作の彼は過去最高」とまでたたえている。
ディカプリオが前回の受賞を逃した際は、世界のファンが落胆し、Twittrerのトレンドワードに「Poor Leo(かわいそうなレオ)」が入るなど、SNS上は落選を嘆く声が続出。今回も、ディカプリオがオスカー像を追いかけるオンラインゲームまで登場し、オスカー獲得となるかには注目が集まっている。日本時間29日の授賞式へ向け、盛り上がりを見せる中、日本でもディカプリオを応援すべく、ハッシュタグ「#レオにオスカーを」で応援メッセージをツイートするキャンペーンも開始された。
第73回ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、主演男優賞(ドラマ部門)、監督賞の最多3部門、第69回英国アカデミー賞では作品賞、主演男優賞(ディカプリオ)、監督賞(イニャリトゥ)、撮影賞(エマニュエル・ルベツキ)の最多5部門を、それぞれ受賞した本作。第88回アカデミー賞では、ディカプリオだけでなく、映画自体が何部門受賞するかも期待されている。(C)2016 Twentieth Century Fox
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