2016年2月26日 10:10
伝書鳩のようにEメールを届けます… ドローン活用で災害時の連絡手段を構築
としていた。
KDDIでは、陸上で衛星通信をバックホール回線に据えた車載型基地局や、電源を喪失しても、太陽光発電などで継続的に運用できるトライブリッド基地局を運用しているほか、船舶上に基地局を設置して、沿岸部の孤立地域に通信環境を構築する実証を行っており、無人航空機を活用した取り組みも、災害対策の一環となる。今回の実証実験は、2013年度の研究開発課題に基づいて行われたため、今年度末をもって一旦の終了を迎える。
LINEやFacebookをはじめとするコミュニケーションサービスによって利用機会の減っているEメールだが、通信が途絶した場合にはこうした仕組みが存在しなければ、被災者個々人が、身近な人へ連絡する手段を効率的に、安価に用意することは難しい。このシステムをどういった地域の自治体が必要とするのか、竹内氏が指摘するように無人航空機の運用面の課題もあるが、いざという時の備えが必要な日本においては、この「伝書鳩」のような存在は必要なのかもしれない。
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